東北クリーン開発株式会社

社   名:東北クリーン開発株式会社
所 在 地:山形県山形市久保田二丁目1番47号
TEL:023-645-8399
FAX:023-645-8395
代 表 者:井上 尚
設立年月日:平成3年4月
資 本 金:7,100万円

事業内容

同社では産業廃棄物の最終処分を行っているほか、産業廃棄物、一般廃棄物の処理、運搬も行っています。また、廃棄物処理に関する提案などのコンサルティング業務、土木工事や水道工事などの建設業も業務の一環となっており、
幅広いニーズに対応している会社だと言えます。同社の特徴の一つとしては、サーマルリサイクル施設を保有し、廃棄物を焼却処分する際に発生する熱を利用した事業が挙げられます。

焼却炉の余熱を利用して下水汚泥を乾燥させることで、いままで廃棄物として扱われていた下水汚泥を、バイオマス燃料として生まれ変わらせることが可能になりました。このバイオマス燃料は、石油や石炭といった科学燃料の三分の二程度の発熱量があります。
また、代替になるだけでなく、燃料として利用する際には温室効果ガスを発生することがないので、二酸化炭素の削減にも効果を発揮します。

焼却されてでてきた灰も、全てを埋め立てることはせず、きちんと選別されたのちに道路を作るための材料として再利用されます。
このように、同社では循環型の廃棄物処理方法を徹底的に行うことで、限りある資源を守り、環境への負荷も低減させる努力を行っています。

最終処分場は769,830立方メートルで、がれき類、金属くず、ガラスくず、廃プラスチック、ゴムくず、石綿を含んだ産業廃棄物の受け入れが可能です。木くずや廃プラスチック、金属くず、ガラスくずなどを粉砕処理するための処理施設も完備しています。
木くずは一日に160トン、廃プラスチック類は一日に25.8トンの処理が可能となっています。またISO14001を取得し、廃棄物の適正処理、地域と自然との共生、環境汚染の予防に努めています。大規模な事業を展開しつつも、環境に配慮した様々な地道な活動にも前向きに取り組んでいます。